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2008/10/31 |
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ハーベスト(レストラン検索.jp) |
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青空には白い鱗雲が広く棚引き、丘陵から吹いてくる爽やかな風が朝夕には肌寒く感じられるようになった。我が家の屋上のささやかな庭では、毎朝、朝顔の赤い花がまだ一つ二つ咲くものの、その横では風船かずらの、ほおずきのような可愛い実が茶色く色付き、吹き降ろす風に揺れている。手に取り中を開けてみると、黒地に白いハートマークの付いた丸い種がいくつも零れ、バルコニーの上を転がる。ついこの間、種を蒔き、白い花が咲いたばかりだと思っていたのに、横浜はもう収穫の季節を迎えようとしていた。
蒔いた種が実ったというわけではないのだけど、この秋も日本語JPドメイン名の活用事例が日常の様々なシーンで見られるようになった。例えば、飲食店のポ
ータルサイト「グルメぴあ」(http://グルメぴあ.jp/)では、約7000件のお店が、お店の名前の日本語JPドメイン名(お店の名前.jp)で直接アクセスできるようになった。さらに、その7000 店舗を集めたサイト「レストラン検索.jp」も、(http://レストラン検索.jp/)と、わかりやすい日本語JPドメイン名を利用している。
また、テレビ番組でも、今秋からプライムタイムで放送されている「やりすぎコージー」が番組のサイトを「やりすぎ.jp」(http://やりすぎ.jp/)とするなど、視聴者が覚えやすい日本語JPドメイン名を効果的に利用している。このように、「わかりやすく」「覚えやすい」日本語JPドメイン名の特長を活かした事例がだんだん増えてきたようだ。
バルコニーに零れた風船かずらの種を拾うと、掌の中で白いハートマークが見え隠れして何とも愛らしい。思えば、今年の春に友人から貰ったわずか数粒の種が秋になって実を付け、こんなに多くの可愛い種となった。そして、この種がまた人の手に渡り、数を増やしていく。そんなハートマークの連鎖のように、日本語ドメイン名も多くの人に愛されていってくれればと思う。
(J)
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