2006/12/08
ツタの色付く季節に(読ませ大賞.jp)
 12月に入り晴天が続く。日ごとに朝夕の冷え込みは厳しくなるものの、ホリデーシーズンの街にはこの季節特有の赤と緑のカラーがあふれ、一気に華やぐ。眼下の丘陵では青空のもと、白い家の間の木々が鮮やかな赤や黄色にすっかり染まり、常緑樹の緑とのコントラストが何とも美しい。緑の中にはサザンカの濃いピンクの花が咲き、それを木枯らしがはらはら散らす。そういえば、我が家の玄関のポーチのアイビーも、緑から赤に鮮やかに色付いてきた。

 ツタが美しく紅葉し落葉するこの季節、きまって思い出すのが、アメリカの作家オー・ヘンリーの「最後のひと葉」。読んだ後ちょっとしんみりして、やがて心が温かくなる。そう、最近では「葉っぱのフレディ」(レオ・バスカーリア著)も、大人向けの絵本としてなかなか奥深いな。折りしもJPIC((財)出版文化産業振興財団)が「好きな人に読ませたい本を読者が選ぶ」キャンペーンを日本語JPドメイン名(http://読ませ大賞.jp)を利用して行なっているところだし、投票してみようか。

 キャンペーンサイト(http://読ませ大賞.jp)では、イメージ・キャラクター、押切もえさんが「文字・活字文化の日」に安倍総理に読んで欲しい本をプレゼントした時の模様が動画で見られるほか、「読ませたい本」の投票ランキングも毎週更新されている。ランキングは、投票者の年代・性別・地域・職業などの属性ごとに調べることができ、なかなか興味深い。また、便利な日本語JPドメイン名について分かりやすく解説したJPRSの「日本語のアドレス」サイト(http://日本語のアドレス.jp)にもリンクしている。「好きな人に読ませたい本」の投票は、12月31日までの間、キャンペーンサイトから何度もできるので、あなたも是非アクセスしてみてはいかが?

 ツタ、アイビーといえば、10年以上前に、アメリカのアイビー・リーグ出身の友人から、「僕に読ませたい本」を何冊か貰ったことがあった。確か、ジョージ・オーウェルだったと思うけど、辞書を引くのが面倒で、途中で読むのを諦めてしまった。あの本はまだ書棚にあるだろうか。この週末読んでみようかな。今はアメリカに帰ってしまった彼女のあの時の気持ちが少しは理解できるかもしれない。いつだってそうだ。人はいつも失ってからその大切さに気付く。‐でも失ったからこそ、これから出会う人に優しくなれるのでは?‐ 大切な人と過ごすことの多いこの季節、しみじみ思う。

(J)
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