2001/12/17
ホリディ・シーズン kobe-luminarie.jp
 ずっと夏のようだった季節もようやく冬らしくなってきた。ここ東京でも最高気温が10度前後の日が続き、武蔵野の雑木林もすっかり葉を落としてしまった。その箒のような黒いシルエットがピンクの夕映えに浮かび上がっているのが何とも美しい。やがて頭上にはオリオンが瞬き、急激に気温が下がる。寒いのは苦手だけど、それは同時にホリディ・シーズンの訪れでもある。
 街に出てみる。空には満天の星が、地上には星屑を投げたような眩いばかりのイルミネーションが溢れている。その点滅する灯りを見ていると、だんだん心が温まって来るように感じるのは何故だろう?神戸では震災以来、今年で6回目となる神戸ルミナリエを開催している。汎用JPドメイン名を使ったサイトでは「光の彫刻」ルミナリエの今までの作品を見ることが出来る。(http://kobe-luminarie.jp/) 冬の夜の光には人の心を癒す何かがあるのかもしれない。

 このシーズンのもうひとつの楽しみといえばグリーティングカードだ。先ほど僕にも、モスクワとフィジーから届きました。モスクワのはやはり寒そうで、フィジーのは椰子の実の写真つき。(今年最初に収穫された椰子の実って書いてあるけど、一体誰が調べたんだ?)カードって自分じゃあまり書かないけど貰うと嬉しい。あなたは誰かに送りますか?こんなサイトもありますよ。(http://www.greetingcard.jp/) 

 それでもこの季節、僕の心にあるのはフィジーでもモスクワでもなく、何年か過ごしたミシガンでのこと。ニューイヤーの花火の帰り、あたりは雪一面、白一色で覆われ、その中にひっそりと埋まったイルミネーションのついた家々。日本の正月のような華やかさはないけど、あの静かな感じが好きだった。あのときの思い出も、置いてきた数々の思い出も、あの白い雪の中に汚れぬまま冷凍保存してあるような…そんな気がする。‐本当はそんなことあるはずもないのに‐う〜ん。柄にもなく感傷的になってしまった。これもすべて、ホリディ・シーズンのせいにちがいない。

(J)
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